そのピアノ演奏、歌えていますか?
- 2022/04/27
素敵なピアノ演奏は、歌っているみたい…
そんな風に感じたこと、ありませんか?
よくある、生徒さまからの感想。
サムネイル
先生が弾くと、違う曲みたい!
ピアノなのに、
歌っているように聞こえます!
なぜなら
歌っているからです❣️
演奏をしながら、心の中で歌っています。
もちろん、息継ぎもします。
これが大切なんです❗️❗️
指で演奏するから、
息が足りなくなることはありませんよね。
ずーーーっと絶え間なく
弾くことができます。
機械的に。
でもね、音楽は、
どんな楽器でも
「歌」なんです。
もっともっと、歌ってください。
実際に声を出して。
そうすると、
フレーズの終わりで息継ぎが入ります。
その息継ぎの瞬間を、
ピアノ演奏にそのまま反映させて下さい。
パワー最大に弾きたいところは
弾く前に沢山息を吸いますよね?
そのマ(間)が
あなただけの個性になります。
囁くようなメロディは、
身体が自然と小さくなり、ひっそりと。
実際に歌うと、
身体全体で表現する感覚がわかってきます。
そしてもう一つ、大切なこと。
左手のメロディも歌えるか。
右のメロディ(主旋律のこと)は、
まだ、歌えるんです。
一番耳に入りやすいところですから。
ですが、主旋律ではないところを
歌えない人がとても多いのです。
旋律全てに、流れがあり、
その組み合わせで、
素敵なハーモニーが生まれます。
想像して下さい。
4人グループのバンド。
ボーカルの人がすごく気持ちを込めて
曲に入り込んでいる。
他のメンバーは上の空。
どうでしょう?
ピアノ演奏は、「一人オーケストラ」
とも言われます。
どこかのパートだけ気持ちがこもっていて
それ以外は…
と言うことがないように
全てのメロディラインを
気持ちを込めて歌う練習をしましょ❣️
それが合わさって、
もっと素敵なハーモニーになりますよ。
ぜひ、練習してくださいね🎵
先日行った、琵琶湖畔の公園。
たまには、ボーッと
息抜きしましょ。
ではでは、今週もお待ちしてますよー!